元祖三つ星!?京都宇治「上林三入」でハイクオリティーな抹茶作り体験!|京都府|トラベルjp<たびねす>

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お茶で有名な京都府宇治市で天正年間から約450年に渡り営む純正宇治茶専門店『三星園上林三入』。将軍家にも献上されてきた由緒ある老舗で、店内は爽やかなお茶の香りが漂い、商品販売、カフェ、資料館、体験茶室と宇治茶をたっぷり楽しむ仕掛けが満載です。その中で1kg5万円の超高級茶葉を使ったハイクオリティーな『抹茶作り体験』をご紹介!自分で茶葉を挽き、点てていただくお茶の味はきっと最高級の思い出の味に!

由緒ある赤い三星マークが目印!

写真:政田 マリ

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京都府宇治市の世界遺産・宇治平等院。京阪宇治駅から宇治橋を渡り南へ徒歩5分、JR宇治駅から東へ徒歩8分、平等院へ行く多くの観光客が通る表参道はいつも賑やかです。そんな参道の平等院正門の手前100m右側(西側)にあるのが『上林三入(かんばやしさんにゅう)』。1階屋根上に掲げられた看板(写真)の『茶 上林』の文字と中央の赤い三星が目印です。

この赤い三星は代々の商標紋で、この紋が茶畑の地図記号の由来になったとも伝えられているほど上林三入はお茶所の代名詞のような存在。『三つ星』と言えば一流の証と解釈されますが、450年もの間代々使ってきたお店の紋ですから、もしかしたら日本の元祖三つ星マーク!?なのかもしれませんね。

貴重な宇治産茶葉を使って抹茶作り体験!

写真:政田 マリ

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3階の整えられたお茶室「三休庵」でお抹茶作りの体験ができます。お店の準備がありますので必ず事前予約はしてくださいね。この体験では他ではなかなかできない「抹茶挽き」もできるのです。臼の取っ手を反時計回りに回すと深緑の綺麗な茶葉が臼の上中央の穴からどんどん中に引き込まれていくのですが、硬いものを挽いている感覚は全くなく、力を入れずとも滑らかに取っ手は廻ります。そして細かい粉になった茶葉が鮮やかなグリーンへと変わり臼の下部からさらさらと挽き出されると辺りには爽やかなお茶の香りが漂ってきます。

自分で自分に「結構なお点前」のご褒美を

写真:政田 マリ

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挽きたてのお茶を茶杓で2杯遠慮なく茶碗に入れ、手首のスナップを効かせながら細かい泡が立つまで茶筅でシャカシャカ点てていきますが、なかなか思うように泡が細かくならない。お茶を点てるのも奥が深いですね…。

この体験では、高級な宇治産抹茶の味を知ることができるだけではなく、お茶の世界を気取らず気軽に楽しんでもらいたいというお店の思いが込められています。なので、着るものもラフなもので大丈夫、席も正座ではなく椅子とテーブル(畳の和室もあります)、仲間でお話をワイワイしながらお茶を楽しむことを勧めてくれます。

お茶を点てるのが上手い下手とか作法がどうとかの前に、まずは五感全てを使ってお茶を楽しむことが大事とのこと。香り、鮮やかな茶葉の色、点てる手の感覚、シャカシャカという小気味いい音、そして出来上がったお茶の味、そこに同席した仲間との楽しい語らいが加わり、きっと五感で記憶に残る素敵な思い出ができるはずです。味わい終わった後、自分自身に「結構なお点前で」と言ってあげたくなりますよ。

混じりっけない100%宇治産のお茶の味を知ってほしい!

写真:政田 マリ

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以前はそこかしこに茶畑が広がっていたお茶の産地宇治市でしたが、現在茶畑の数は極めて少なくなり、ほとんどが周辺の市町村で採れた茶葉を総称して「宇治茶」と呼んでいます。しかし『上林三入』では本来の宇治市で採れた茶葉を取り扱っています。体験にその茶葉を使用するのも「伝統の混じりっけない宇治のお茶の味を知ってほしいから」。老舗である重責を背負いながら宇治茶の伝統を伝える十六代目のご主人(写真)は自ら体験教室の講師としてお客さんの前に立ち、お茶の味と心を人々に伝える活動をしています。

選んだ茶葉に湯を注げば、ゆったりお茶タイムの始まり

近年はペットボトルで気軽に日本のお茶の味を楽しむことができるようになりました。それは便利ですぐに飲めるという利点もありますが、『上林三入』はペットボトルにはせず、あえて淹れたての味を追求しています。そこには茶葉を入れて湯を注ぐという手間が必要になりますが、そのひと手間で自分好みのお茶に出会え、より一層充実したお茶の時間を楽しむことができるのです。

鎌倉時代の僧・明恵上人により伝えられたお茶の大産地宇治市で、16代に渡り代々お店を営む『上林三入』は支店を持たず、デパートやスーパーでの販売も一切ありません。風土に馴染んだその土地の味をその場で味わうことで宇治の旅がより深いものになるはずです。是非皆さんも『上林三入』の宇治抹茶作り体験で五感をフル発揮してみてくださいね!

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